六連星手芸部員が何か書くよ

基本的には、ツイッターに自分が上げたネタのまとめ、アニメや漫画の感想、考察、レビュー、再現料理など。 本音を言えばあみぐるまーです。制作したヒトガタあみぐるみについて、使用毛糸や何を考えて編んだか等を書いています。

今月の料理 2017年10月

じゃがもち

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手抜きデミグラハンバーグ

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さつまいもアイス(卵黄のみ使用)

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ラング・ド・シャ(卵白の使い先)

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自家製パイタンスープの鍋

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真ん中凹んだプリン

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クッキングSパパさん家の角煮丼(簡易版)

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レシピは↓こちらからお借りしています

本気で作る豚の角煮丼♪ ~保温調理でトロットロに!~ by クッキングSパパ 料理/動画 - ニコニコ動画

ハヤシライスハンバーグ

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レシピは↓こちらからお借りしています

鍋焼きハンバーグ作りました by ちょこころね 料理/動画 - ニコニコ動画

『プリンセス・プリンシパル』一挙上映会 トークショーレポート

2017年10月28日にアクアシティお台場にて開催された『プリンセス・プリンシパル』時系列順一挙上映会参加してきました。話の順番は正直覚えてないので、トピックごとにまとめます。また、登壇者の掛け合いみたいなネタや、プロデューサーよりオフレコとされた話は省きます。御容赦下さい。

 

・2期について
今回のイベントでは確定情報は無し。チーフプロデューサーの湯川さんが「今回は言えない、来年4月に良い話が出来るよう頑張ってるから、質問でそれは無し」と最初に釘を刺したが、登壇したスタッフから「2期は?やるんじゃないの?だから俺ら呼ばれたんじゃないの?」と突っ込まれまくっていた。BD、DVDでもう一声欲しいとの事。

 

トークショー第1部>
監督:橘 正紀
音響監督:岩浪美和
プリンセス役:関根明良
ベアトリス役:影山灯
チーフプロデューサー:湯川淳

・音響について
今回の音響は劇場用に、スクリーンのセンター、ライト、レフト及び、左右のサラウンドに再調整した特別版。そこらの劇場アニメよりも音響が良いんじゃないかとの事。

・オーディションについて
メインキャストは若手で行こうという大枠は決まっていた。素の演技だけでなく、カバーの演技についても考慮され、雰囲気で決めていった。
ベアトの変声声優さんが豪華な布陣になった事については監督の趣味。男性の方が面白そうというのと、ベテランの声優さんが好きなので、3Hzのプロデューサーさんが直接お願いしたりした。影山さん曰く、「玄田さんは、警備員、ベアトが演じてるけどどこか演じきれてない警備員、ベアトの変声の3パターン演じ分けられていて凄かった」との事。一方、音響チームはダビング作業時に、「警備員役で玄田さんはねーよ」とツッコミを入れていた。劇場版『名探偵コナン』で声優から犯人がバレるみたいなノリだったとか。玄田さんのスケジュールが押さえられなかった場合、警備員のCVは若本規夫さんになる可能性もあった。

岩浪さん「政治的なキャスティングは無い」

・アフレコエピソード色々
アフレコ席順は、アンジェ、ちせ殿、プリンセス、ベアト、ドロシーの順で、1話がそうだったので以後そうなった。ちせはチェンジリング演技についてアンプリ2人が話してる間に挟まれ、「私、ここに居ていいの?」と、ずっとオドオドしてた。なお、2人はそれを楽しんでる節があったとか。
関根さんは1話アフレコ当初、岩浪さんから「ロイヤル感が足りない」とダメ出しを食らっていた。語尾を上げてしまうとギャルっぽくなってしまう等、喋り方にはいくつかコツがあるとか。監督曰く、ロイヤルさを演出するためにプリンセスの台詞のタイムシートが長いという事はなく、演技で演出されている。アンジェと2人っきりの時であっても岩浪さんから「ロイヤル感40%で」等の注文があり、0になる事はないらしい。関根さんは「私はロイヤル」と唱えてからアフレコに臨んでいた。そもそもロイヤル感って何だろう?と悩んだ。
土師さんがロイヤルなプリンセスの台詞真似を後ろからしてくるお茶目っぷりを見せていた。

・ベアトかわいいよベアト
橘監督「ベアトは癒し。画面の端っこでくるくるしてたり、転んだり、描いていて楽しかった」
岩浪さん「萌えはベアトの仕事、ちせは侍であって萌えじゃない」
最終話のくるくるベアトは、スケジュールがキツい中、原画さんが凄いモノを描いてきた。キャラを喋らせながら動かすだけでも大変なのに、その上で回して髪が跳ねてる。

・11話のアンプリ入れ替わりについて
監督が…だった事もあり、アフレコ現場は大混乱だった。通常、アフレコ現場ではキャラ名で呼びかけるところ、この時ばかりは「関根ー」と名前呼びになった。関根さん、今村さんの順で録った後に、もう一度関根さんが頼んで、プリンセスのフリをするアンジェのフリをするプリンセスを演じ、本採用となった。ダビング作業をしていた監督でさえ、この辺はどっちかわからなくなった。その違和感が良かったとの事。

・オフレコの話多数
SHIROBAKO』な話だったり、何故か作品に出てない声優さんに飛び火したりした。何がとはここでは書けないが、アクタスはマジで頑張った。ちせ殿回で江畑さんは当初500カット以上を上げていて、収まるわけないと思ったら尺には収まっていた。が、カロリー高過ぎて最終的にはカット数は減らされた。(これだけならオフレコには触れてないハズ)


トークショー第2部>
監督:橘 正紀
メカニカルデザイン片貝文洋
プロップデザイン:あきづきりょう
チーフプロデューサー:湯川淳

・デザインの棲み分けについて
大道具、メインキャラ武器デザインは片貝さん、小道具、サブキャラ武器デザインはあきづきさん、といった棲み分けがあった。

・デザインされたモノについて
デザイン数はテレビシリーズとは思えない量が発注、受注された。ただし、電話帳レベルに至った『翠星のガルガンティア』よりは少数らしい。
サンドイッチやケーキ、お菓子等はあきづきさんデザインで、サンドイッチは中に入っている具材も決まっている。また、1話に登場したオムレツは、朝と夜で実はデザインが違っており、それぞれ写真ではなく、作画用の資料が描き下ろされた。そうでないとなかなか線画で描きづらいらしい。お茶会に度々登場したスタンドは折り畳み式。フェンシングのマスクやクリケットのバットなど、一瞬しか映らないようなモノにもちゃんと設定があり、デザインする上でクリケットのルールまで覚えてしまった。
グロスターの青焼きは当時の船を参考に詳細にデザインされている。監督は欲しいものをお願いするだけらしい。

・キャラデザについて
黒星さんへの発注は、特に縛りはなく、黒星さんのデザインでとお願いした。ただ、最初のデザインがピンク髪でプリキュアチックだった為、髪色等は抑えめで現実寄りにと再発注され今のデザインになった。
アンジェのスパイ装束ついて、監督は、これでどうやって忍べばいいんだと悩み、このデザインで違和感の無い世界を考えた。

時代考証について
劇中設定は19世紀末だが、劇中に登場する車等のデザインは、史実では1920年代のモノであり、蒸気機関の発達により、現実より技術が進んでいる。サイバーパンクはどこまではっちゃけて良いのか、という線引きはこの辺で引かれている。また、デザインチームはこの設定が設けられた事により、新しいものを出して良いんだと納得がいった。

・ボツになったデザインについて
グロスターのデザインは当初、浮遊する機械城等の案もあったが、行き過ぎという理由でボツになった。ちせ殿の刀の鍔は、当初、猫の顔型のシルエットであったが、世界観に合わない為に脚下された。ボツ案とは少し異なるが、監督曰く、コントロール本部のモールス信号受信機は、出番が無かったので描きたいと思っているとの事。また、堀川公の所にもこの装置は設定上存在するが、出番が無かった。逆に、Cボールの内部デザイン(カートリッジ式)は会議で却下されていたが、3話の絵コンテで監督がしれっと入れてああなった。

 

トークショー第3部>
監督:橘 正紀
リサーチャー:白土晴一
設定協力:速水螺旋人
チーフプロデューサー:湯川淳

・リサーチャーと設定協力の違いについて
リサーチャー:脚本にダメ出しする人
設定協力:ネタ出しする人
…というのは半分冗談で、脚本のココをこうすれば設定に合致するとか、時代考証に合わせた資料を探す方々。実際はそこまで明確に役割分担されてないとの事。

・設定のあまりのマニアックさ
監督曰く、常識の枠が常人の2段ほど上にある人たちで、知ってて当然でしょというノリでマニアックなネタ出しをしてくる。脚本会議の当初から参加されていたが、監督は、知らないことを引っ張り出してやろうと話を振るが、その度にネタがマニアックになって脱線し、話が本筋から外れてしまい、会議が4〜5時時間伸びる事もあった。監督は、使えそうな部分だけ頭に残し、あとは聞き流していたため、いつも新鮮な気持ちで話が聞けたとの事。洗濯機の話は面白いと思ったので劇中の描写に生かされた。当時の洗濯情勢を忠実に再現されているらしく、機械がベルト式であったり、使用されている英語表記がアメリカ英語なのは、当時、ああいった機械が主にアメリカで生産されていたからとの事。
曰く、アフリカの国の交通情勢や上下水道の開発状況などにも精通している。劇中のレンガはイギリス式にしてね等、当然そうするものだろうと思っていて、直前までネタを言ってくれない事があった。湯川さん曰く、どこぞの羽川さんみたいな人たち。白土さん「知ってることしか知らない」

・スパイという要素について
スタッフ間でスパイに対する共通イメージがなく、バラバラであった為、2人でスパイについて講義した。KGBがどうとか色々あったが、正直全部は覚えてない。王族関係者がスパイというのは、実際には割とよくある事らしい。現実の方が案外突飛だとか。ホワイトボードにスパイ要素を書き込んでいき、スタッフ間で残したい要素を3つずつカードで選ぶ等して内容をしぼっていった。設定曰く「チャーリーズエンジェルのイメージで良いんじゃね?」との事。
なお、最初期のコンセプトは少女版『攻殻機動隊』であった。(橘監督は演出で『攻殻機動隊SAC』に参加されてます。みんな観よう)

・ボツ案について
設定は、蒸気機関インターネット(複数の管で電気信号の代わりに蒸気をやり取りする事で情報伝達する)を出す気でいたが、二人がはしゃぐのを見た湯川さんが、これはマズいと全力で止めた。マジなのかギャグなのか、スチーム装備ノルマンディー公ラスボス案があった。それがアンジェに撃たれて落ちていったら萌えるじゃないですか?との事。
メインキャラ外国人枠はインド人にしたいと設定二人は推したが却下された。その名残がガゼル。ネタ出しの90%くらいはボツになってる。

時代考証について
蒸気機関のエンジンは実際は静かなので、それだと迫力が無いという事で、あのピストンみたいなギミックが足された。設定が1910〜1920年代になったのは、写真資料が残っているのはその時代から、という理由もあった。
銃器設定は当初、監督はスチーム銃を出すつもりでいたが、上がって来た銃器デザインが実物寄りだったため、設定との話し合いで、なら実物で行こうという事になった。銃は監督とデザイナーの趣味であって設定は干渉していない。ただし、趣味そのものは一致しているとのこと。
ちせの体育授業シーン、設定は“ブルマー”を推した。ただし当時の膝下まであるヤツ(Wikipediaに写真載ってるヤツだと思われる)。

・全ては大河内さんの頭の中に
ちせが佐賀藩出身なのも、アンジェが黒蜥蜴星人と言い張るのも、逃避行先がカサブランカなのも、全部大河内さんの案。実際のところ何故かは謎。カサブランカはフランス領であり、アルビオンから捜査の手が伸びにくいという理由もあってそのまま採用になった。ただし、湯川さん曰く、カサブランカについては話せないことがあるとの事。


以上、書き漏らしはあると思いますが、ざっくりこんな感じでした。

ダイエットのお供に豆腐ハンバーグ

高タンパク低カロリーでたくさん食べられます。鶏挽き肉は胸肉を使った方が脂身は少ないですが、ボソボソしてあまり美味しくないので、モモ肉推奨です。

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鶏モモ挽き肉200g
木綿豆腐1丁
玉ねぎ1/2
卵1個
パン粉大匙1
おろし生姜小匙1
醤油小匙1
塩胡椒少々

豆腐はサイコロカットの後にレンチン600w3分程で水分を飛ばします。材料を全て混ぜ合わせたら、胡麻油をひいて蒸し焼きにし、蓋をとって両面をキツネ色に焼きます。オーブンよりも蒸し焼き推奨です。

後はお好みでキノコ類や盛り付け時に大根おろし、大葉、水菜等。

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本気でダイエットを考えるなら、栄養学や料理を勉強しましょう。民間療法とか食事制限とかは逆効果ですので。

 

初心者に優しい手抜きデミグラハンバーグ

ハンバーグは手間と金が掛かる料理である、という誤解が広がっているようなのでちょいと一筆。

①材料
・ハンバーグのたね(2個分)
豚ひき肉(200g)
玉ねぎ(小1個)
卵(1個)
パン粉(大さじ1)
ヨーグルト(大さじ1)
塩、胡椒(少々)

・簡易デミグラスソース
ケチャップ(大さじ1)
ウスターソース(大さじ1)

小麦粉?粉ゼラチン?そんなの使った事ないです。複雑な材料や手順は失敗の元。最初はなるべくシンプルに。

②調理手順
まず、お勧めしたい調理器具がタジン鍋。場所を取るという欠点を除けば、焦げにくい、直火もオーブン調理にも対応、丈夫で安価、炒め物から鍋まで幅広く使えると使い勝手がすごく良い鍋です。

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(1)微塵切りにした玉ねぎを飴色になるまで弱火で炒める。少量のオリーブオイルをフライパンに敷き、焦がさないように適度に水を加えて炒める。

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(2)材料を全て混ぜて捏ね、小判型を2つ作る。卵をとく?お菓子作りじゃないんだし、そんな丁寧なことしなくていいです。

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(3)オリーブオイルを少量敷き(タジン鍋なら不要)両面をこれ位の色が付くまで焼いたら、蓋をして弱火で10分蒸し焼きにします。(あれば白ワインや酒、無ければ水で可。50mlほど。タジン鍋なら不要)
タジン鍋の場合、オーブンがあればそのまま突っ込み、余熱あり180℃で10分焼いても良いです。こっちのが楽。(露骨なタジン鍋推し。でも、フライパンをこれから買うというならコッチを勧めます)

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(4)デミグラスソースは、ケチャップとウスターソースを大さじ1ずつ混ぜます。以上。それだけ。

付け合わせは玉ねぎ炒めたり、ハンバーグを蒸し焼きにしてる間に片手間で作ります。慣れたらやってみましょう。

ちなみに、挽肉が合挽きではなく豚のみ、調味料にヨーグルトを使うというのは、新宿にあるハンバーグ専門店「ハンバーグウィル」が元ネタです。美味しい料理を作るためには、美味しいものを食べて美味しいという感覚を養うことが何より大事だと思います。

鶏はむのスープカレーのレシピ

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動画で出すつもりでしたが、諸事情で無理になったので、こちらで紹介。

 

①鶏はむ

鶏胸肉1枚当たり、砂糖(または蜂蜜)小さじ1、塩大さじ1、胡椒満遍なく、を順番に擦り込む

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ラップして冷蔵庫で1〜2日寝かせる

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水300ml当たり塩小さじ1を溶かし、水洗いした胸肉を30分程浸けて塩抜きする

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胸肉1枚当たり500mlのお湯を沸かし、昆布と胸肉を入れて火にかけ、再度沸騰したら火から下ろし粗熱が取れたら冷蔵庫へ

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濾したスープに浸けて保存、消費期限は一週間程度だが、賞味期限は3日程度

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スープカレー

トマトジュース1本

カレー粉大さじ1

ガラムマサラ小さじ1

大蒜1片

生姜1かけ(大蒜と同量)

鶏はむスープ300ml

玉ねぎ1/2

具材は好みで

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微塵切りした玉ねぎ、大蒜、生姜をオリーブオイルでしんなりするまで炒める

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トマトジュース、カレー粉、ガラムマサラ、鶏はむスープを加え、10分程度火にかけたらスープは完成

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野菜は油通ししてから炒める(素揚げした方が楽)

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器に盛り付けて完成

ガラムマサラは少量でも辛いので、量は好みで調整

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今月の料理 2017年9月

三ツ矢サイダー酢橘(酢橘の蜂蜜漬け)

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幸水梨のコンポート

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マグロカマの煮付け

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つくね

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かぼすと生姜の蜂蜜漬け

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水抜きヨーグルトのケーキ

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懐かしの鶏はむwith食べるラー油

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鶏はむのスープ

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 鶏はむのスープカレー

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羽根付き餃子

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『プリンセス・プリンシパル』時系列順簡易感想

・あらすじ

重力制御装置‪"ケイバーライト"の開発により、栄華を極めていたアルビニオン王国。しかし、革命によって共和国と王国とに分断された事により壁が築かれた首都ロンドンは、各国のスパイがひしめく影の戦争の最前線となっていた。王国領に属する名門校クイーンズ・メイフェア校に通う5人の少女達は、身分を偽り、共和国の諜報組織"コントロール"のスパイとして暗躍する。

 

 ‪#02「case1 Dancy Conspiracy」‬
‪共和国のスパイ"アンジェ"は、自身を王国のプリンセスと入れ替えるチェンジリング作戦のために、王位継承第四位"シャーロット"に接触する。作戦の最中、別命を受けた彼女だったが、接触したプリンセスからある取引を持ち掛けられる。‬

‪アンジェとプリンセスが、チェンジリング作戦の立案以前から旧知の仲であった事が明かされる、回想を除いた時系列の最初のエピソード。再会時の二人の会話のやりとりは、初見時では初対面を装うやりとりでしかないが、「case20」を視聴した後に改めて観返す事で、劇中でも屈指の名場面に変貌する。‬

 

‪#03「case2 Vice Voice」‬
‪取引によりコントロールに加わる事となった、シャーロットとその侍女であり友人のベアトリス。彼女達の元に、空輸される活版を奪取するよう指令が下る。姫の手引きでセキュリティが解除され、アンジェと共に船内に侵入するベアトリスだったが、彼女への不信感を拭えないまま任務に臨み…?

‪第1話で披露されたベアトリスの変声術の正体が明かされ、彼女達の背景にも只ならぬ事情がある事が突きつけられた。スパイ任務では、通信網を抑え、船内の状況やターゲットの所在を把握する手腕が見事。また、敵軍人とのカマの掛け合いは非常にスリリングで、対峙する一般兵ですらこの作品では一筋縄ではいかない。‬

 

 ‪#05「case7 Bullet Blade's Ballad」‬
‪日本からの外交特使を出迎えるシャーロット達の前に、特使暗殺を察知した佐賀藩士族の少女"ちせ"が現れる。暗殺者の名は藤堂十兵衞。移動中の列車を爆破、分断して強襲してきた彼を、ちせ達は迎え撃つが…。‬

‪異国の暗殺者"ちせ"による殺陣アクション回。作画はほぼ全てを江畑諒真氏が担当したという驚異の一話。彼女の生い立ちや背景は、やはりベアト同様に多くは語られないが、ちせ加入までのシナリオ進行とキャラ紹介の匙加減が絶妙と言わざるを得ない。ラストの「痛いの痛いの飛んでけー…」が辛過ぎる…。‬ 

‪#04「case9 Roaming Pigeons」‬
‪訓練と任務を重ねながら親交を深めて行く五人。しかし、プリンセスへの不信感を拭えないコントロール司令"L"は、ドロシーに対して彼女の二重スパイの可能性を探る密命を下す。そんな中、王国が無重力発生装置の小型化に成功したという情報が入り…。‬

‪プリンセスと王室との関係の一端が描写され、彼女を気遣う女王に対し、政略結婚を目論むノルマンディ公の存在から、王室が決して一枚岩ではない事が示唆された。任務ではドロシーのカーアクションが見所。そして、アンジェの残した「ダメ、歯止めが効かなくなる」という名言(?)は、多くの紳士淑女の妄想を掻き立てた。‬

 

‪#09「case11 Pell-mell Duel」‬
‪ちせが留学して四ヶ月、彼女は慣れない西洋文化と葛藤しながら、王国と共和国、どちらが日本の利となるかの見聞役の命を受けながらコントロールに身を置いていた。ある日、貴族の男子から祖国を侮辱されたちせは、プリンセスの後押しで彼と決闘する事になる。‬

放送順では後半の箸休め&コメディ回だが、時系列順に並べても、キャラやシナリオの確認、前半の総括的な位置付けの話である事が分かる。こうして打ち解けていったと思う一方、腹の探り合いは続いているのだろうか?スパイアニメのハズだが、当時の決闘のルールや使用武器、介添人や立会人の役割等が詳細に描写された。きんつばに魅了されるちせ。ちせ、可愛いよ、ちせ。‬

 

‪#01「case13 Wired Liar」‬
‪共和国への亡命を求めるケイバーライト研究者"エリック"の身柄を保護したアンジェ達のチームは、彼から亡命理由を聞く中で、妹も一緒に亡命させてくれるよう依頼を受ける。事実の裏付けを行う為に調査を行うアンジェ達だが、その末に彼の真意が明らかになる。‬

放送順では第一話だが、時系列的にはほぼ中間に当たる話。冒頭からハッタリの効いたアクションで魅せてくれる。また、スパイチームのそれぞれが役割に手慣れてきている事で、ストレス無く物語を観る事が出来る。主人公が敵諜報員の首に注射器を突き立てたり射殺したりと、初回から見た目に騙されていた事に気付いた視聴者は多いハズ。‬

 

‪#07「case16 Loudly Laundry」‬
神経ガスを用いた共和国要人の暗殺が"毒ガスジャック"として世間を震撼させていた。犯人が王国軍の軍服を着て犯行に及んでいた事から、アンジェ達は軍御用達の洗濯工場に潜入し、証拠品探しを始める。しかし、どうにも設備の調子がおかしくて…?‬

‪放送順での前話に打ちのめされた視聴者に向けた(?)スパイとしての日常回。同時に、プリンセスにとっての改革を小さな規模で描いた、という見方が議論されている。毒ガスでの凄惨な死体の描写をベアトのリアクションで表現したり、アンジェがプリンセスを文字通りお姫様抱っこでお持ち帰りしたりと、キャラ描写も色々と抜かりない。‬

 

‪#06「case18 Rouge Morgue」‬
‪機密文書を体内に隠したまま死亡した諜報員がモルグの死体安置所に運ばれてくる…。適任としてコントロールより使令を受けたドロシーとベアト。潜入先で父親と再会したドロシーだったが、モルグには、踏み入れた者の半数が生きて帰れないという不吉な噂があり…。‬

ベアト、ちせに続く、ドロシーと父親との関係を描いたエピソード。アルコール依存からのDV描写が容赦無い。…が、それ以上に、陽気な音楽と合唱をバックに描かれるラストが本当に容赦無く、数多の視聴者の心を抉った。ベアトが居なければ雰囲気が重過ぎる回だが、あのラストの悲壮さもベアト抜きでは成立しない皮肉。‬

 

 ‪#08「case20 Ripper Dipper」‬
‪不穏な動きを見せるオライリー卿の密会相手を探る為、彼を監視する事になったアンジェ達。プリンセスの無茶振りにより、監視任務に加えて彼女の替え玉を務める事になったアンジェは、任務の最中親しくなったスリの少女に、黒蜥蜴星の王女とスリの物語を語り聞かせる。

「case01」から劇中で描写されていた、"チェンジリング作戦以前より、アンジェとシャーロットは入れ替わっていた"という二人の秘密、その真相が明かされる回想編。シナリオのベースはおそらく、アメリカの児童文学『王子と乞食』。本物のアンジェ=現プリンセスの体験した地獄、そして、アンジェとシャーロットの絆は、どちらも、とても言葉では言い表すことが出来ない。

 

‪#10「case22 Comfort Comrade」‬
‪クリスマスの夜、アンジェ達に海軍卿の居城から機密文書を奪取する指令が下る。城内へと侵入したアンジェ達を出迎えた協力者は、かつてスパイ養成所で同期だった"委員長"。久し振りの再開で話に花を咲かせる彼女達だったが、委員長にはある疑惑があり…?‬

再び巡ってきた過酷なドロシー回。…であると同時に、苛烈な百合回としての側面も持つように思われる。様々な表情を見せるベアトがあまりにも可愛いが、物語の非情さはそれでカバー出来るレベルを超えており、ラストシーンの衝撃がそれに拍車を掛けた。ちなみに、委員長を演じた大橋彩香さんは、3㎐の前作『フリップフラッパーズ』において、メインキャラ"ヤヤカ"を演じている。幼馴染の少女を気に掛けながらベコニアを育む…と言えば、ピンとくる方はくるのでは?‬

 

‪#11「case23 Humble Double」‬
‪コントロールの実権を軍部が握り、不確定要素を排除すべくプリンセスの暗殺命令が下される。自らその任を引き受けたアンジェだが、状況を打破する術を見付ける事が出来ず、監視の目を欺いてプリンセスをカサブランカへと逃がそうとするが…。

前話の引きから続く、プリンセス暗殺命令が実行に移される極限状態の中、冷静を装い周囲の状況を確認していくアンジェ。アンジェとプリンセスのタッグにかかれば、訓練された諜報員が束になってもまるで敵わない、が…組織を相手にするという非情な現実の前に、遂に黒蜥蜴星人が弱みを見せてしまう…。‬実は、チェンジリング作戦により、11話、12話は脚本家が大河内氏から変わっている。

 

 ‪#12「case24 Fall of the Wall」‬
‪あの時交わした、約束の為に…。‬

 

以上、12話。