六連星手芸部員が何か書くよ

基本的には、ツイッターに自分が上げたネタのまとめ、アニメや漫画の感想、考察、レビュー、再現料理など。 本音を言えばあみぐるまーです。制作したヒトガタあみぐるみについて、使用毛糸や何を考えて編んだか等を書いています。

ポケットモンスター20周年 各世代の特徴をピックアップ

本編は初代から各シリーズ何かしら遊んでいるので、個人的にコレと思う特徴をそれぞれピックアップ。リメイクは「FRLG」のみ遊んでいないので割愛。

第一世代「赤緑青黄編」
雰囲気が昆虫採集の延長であり、ポケモンのデザインは現実に見かける生物に寄ったものが多い。また、シリーズ毎に設定されている最強のポケモンだが、初代は全シリーズを通して唯一、それが人造の存在である等、科学寄りの世界観が特徴。
対戦面では、特防が無く特殊で一括り、急所率が素早さ種族値依存、即死技の命中判定が素早さ依存等が特徴。現在ではシステム解析が即行われているが、当時はまだまだ手探り状態。種族値個体値努力値といった概念は当然普及しておらず、とあるポケモンマスターにより発見され徐々に知られていった。また、バグの宝庫として知られ、メジャー所ではいきなり100Lv、通信交換を利用したポケモンの増殖、姓名判断師、欠番等。それが人気の要因とも言われ、特に幻のポケモン"ミュウ"の存在は、様々な都市伝説を生んだ。黄ではほぼバグは修正された。

第二世代「金銀水晶編」
世界観やデザインは、冒険する地方が地続きという事もあり、それほど顕著な変化は見られない。しかし、現実の社会情勢を反映してか、主人公が携帯の通信端末を持つようになり、特定のトレーナーと繰り返し戦えるようになった。一方、伝説のポケモンの扱いについては変化が顕著であり、初代とは異なり、土地神のような存在として設定された。そして、以後のシリーズでもシナリオに大きく関わるようになる。
カラーになった事で表現の幅が広がり、前作との大きな違いに色違いのポケモンが挙げられる。色違いのポケモンの出現は現在と異なりランダムではなく、特定の個体値が揃った場合、という条件で発生する。ちなみに、初代と第二世代では、個体値は16進数で決定されている。また、ステータスに特防が、タイプに鋼と悪が追加され、一部のタイプ相性の変更とバランス調整により、初代のエスパータイプ一強の対戦環境が変化した。初代で騒がれたバグだが、違った形で今作でも健在であり、メジャー所では、セーブ途中のリセットによるポケモン及び道具の増殖や、虫取り大会を利用した個体値のコピー等。

第三世代「RSE編」
前作から遠く離れた地方を舞台とし、世界観が一新され、砂漠や湿地等のフィールドが追加された。また、伝説のポケモンは引き続きシナリオに大きな影響を与え、地方の創造に大きく関わる存在として設定された。その他、ライバルの描かれ方が大きく異なり、一緒に旅立ったライバルが途中で事実上離脱し、他のキャラクターがライバルの役割を担うようになる。
最も大きく仕様として変わったのは、対戦ツールとしての充実で、ダブルバトルやタッグバトル等のルールが追加された。また、RSで勝ち抜きチャレンジ"バトルタワー"が実装された事に続き、Eでは大幅に施設が追加され、攻略には様々なパーティ育成と戦略の幅を持つことが要求されるようなる。また、ポケモンに持たせる道具を利用した戦略の構築が本格化した。ちなみに、今作から、ポケモン個体値は32進数で設定されるようになり、第二世代までと通信が出来ないことの要因の一つとなっている。

第四世代「DPt編」
舞台を北国に移し、新しく雪原が追加された。地方の特色を反映してか、炎タイプが非常に少ない。また、徐々に存在感を大きくしてきた伝説のポケモンだが、伝承の中で"神"と呼ばれる存在となり、ついにミュウツーを超える合計種族値を持つポケモンが現れた。
大きな仕様変更として、これまでタイプ別に攻撃、特殊でダメージ計算が行われてきた技の判定について、今作からは技ごとに物理、特殊が設定された。また、wi-fi通信によって対戦・交換ツールが大幅に強化され、初代から売りにしてきた通信要素が最大限発揮されるようになり、シリーズを重ねる毎に難易度が高くなっていった図鑑の完成が幾らか容易になった。

第五世代「BW編」
世界観を一新し、舞台は大都会。ライバル2人と御三家を分け合い旅立つ、シナリオの根幹を成すNの存在、クリア後まで既存ポケモンが出現しない、クリア条件がチャンピオンになる事ではない、トレーナー同士が伝説のポケモンを戦わせる、金銀以来の続編等々、異色満載の作品。
バトルルールにトリプルバトルが追加され、更なる戦略の模索が要求された。技マシンが使い切りでは無くなり、様々な型を実戦で試す事が容易になった。また、wi-fi通信が更に拡大し、webサイトと連動したミニゲームや通称"夢特性"を持つポケモンを仲間にする事ができる。

第六世代「XY編」
今回は芸術の街が舞台となり、前作から引き続き、海外がモデル。フィールドやキャラクターが、従来のドット絵から3Dポリゴンで描かれるようになった。また、主人公の容姿も変更可能になり、相当数の服装をコレクションできる。シナリオは、過去の戦争に纏わるやや重めの設定。他、常時遊べるミニゲームがかなり充実した。
バトルに関しては、ドラゴンを無効化し弱点を突ける新タイプ、フェアリーの追加と、バトル中のみステータスが大幅増加するメガシンカにより環境が一変。思わぬポケモンがトップメタとして注目された。また、ポケモンバンクにより過去作からのポケモンの移動が容易になる、群れバトルで5体同時エンカウントするようになる等、育成が楽になった。その他、ポケモンのニックネームの上限が、5文字から6文字に増加した。

以上