六連星手芸部員が何か書くよ

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『さよならの朝に約束の花をかざろう』これから観賞する方に向けて

決して優しさに溢れた世界ではないですし、そこに住まう人々の差別や偏見、身勝手さも描かれます。描かれたストーリーは、それが自然の摂理であっても、人間の感情にとってはどうしようもなく理不尽な運命に映るかもしれません。描かれる永い時間の中では場面の移り変わりも早いです。その中で、誰が何を思い誰を想っているのか、その事に向き合い続けなければならない作品です。起承転結のハッキリしたアクションが描かれる作品ではありません。キャラクターの感情と関係性、それによって引き寄せられる因果の起承転結を追う作品です。
何より、観る人が観たらきっと辛いです。心の傷を抉られるかもしれませんし、心に傷を負うかもしれません。アニメーションを形作るモノ全てにおいては、間違いなく素晴らしい作品です。でも、少なくとも自分にとってはそうした感情を抱かせる作品です。なので、とてもお勧めは出来ません。

それでも、暖かい極上のファンタジーだったと思います…。

※もし観賞される場合は、公式サイトのあらすじを読んだり、予告編を観たりしないで観て欲しいです。最初の特報だけに留めて欲しいです。物語のあらすじも、キャラクターについても、何の情報も得ずにこの作品に対して真っ新な状態で観て欲しいです。そして、物語冒頭に長老が語る言葉の意味を噛み締めながら、物語を追って欲しいです。

映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』特報 - YouTube

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