先日、Nintendo Switch『リングフィットアドベンチャー』のアドベンチャーモードのプレイ日数が30日を突破したので、どのような変化があったのかをざっくり記述していきます。一ヶ月という節目に似たような事を書いている方も多いと思いますが、こういう話題や感想はサンプルが多いに越したことはないかなと。
①プレイヤーについて
趣味は料理とあみぐるみという完全にインドア派で、現在は特にスポーツ等もやってないです。日頃の運動といえば、一駅隣のスーパーの方が安いので日常的に歩いて買い出しに行ったり、たまに自転車を十数km漕いで出掛けるくらいのもの。流石に運動不足感が否めないのでやってみようかなと思って始めました。
ちなみに、昔は一時期BMIが18を割るくらいに病的な痩せ方をしてましたが、現在は標準値です。また、頸椎ヘルニアの経験があったり両足を痛めた事があったり喘息の気があったりと割と色々とボロボロですが、トレーニングメニューは一部のミッション除き自分でカスタマイズ出来、またボタン操作で代替可能であるため、特に首を下に向ける時間が長いメニューは使用しないようにしています。
カギバリアミ
「指先の巧緻性を高める運動かも」
「作業療法のリハビリにも取り入れられているんだ」
「しっかり計算して編めば、頭の体操にもなるよ」
30日突破記念でミブリさんのヒトガタあみぐるみを編みぐるみました。
②プレイスタイル
1ヶ月間、熱が出たり低気圧で潰れたりして体調が悪い日以外は基本的に毎日プレイしていました。開始タイミングは夕食前で固定し(一度、夕食後にプレイしたら吐きそうになった)、プレイ開始から2週間ほどはアドベンチャーモードのみを遊び、ゲーム内運動時間が30分程に達したら止めるというスタイルでした。後半2週間は、ゲーム内で「鍛えるなら下半身の大きな筋肉から鍛えた方が良い」という旨のアドバイスが表示された事を受け、カスタムモードで下半身中心のメニュー(消費カロリー30kcal)をまず消化し、その後アドベンチャーモードをプレイして合計消費カロリーが150kcalに達したら止めるというスタイルに移行しました。
プレイモードはサイレント、運動強度は現在は24に設定してありますが、これは26でプレイした場合にステージギミックの進行のテンポが遅く感じた為、それから少し落とした事によります。
③設備について
当初はパズルマットを二重にした上でプレイしていましたが、プランクの登場により状況が変わり、ニトリの安価なヨガマットをその上に敷いてプレイしています。寝そべり系の運動が多数収録されている為、安価な物で構わないのでヨガマットはあった方が良いです。※なぜか近所のニトリではヨガマットが品薄だった。
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また、リングコンの洗濯についてですが2〜3日に一回は必ず洗うようにしています。2日程度でも洗面台に張ったお湯が黒ずみますので要注意です。
【リングフィット アドベンチャー】リングコンのグリップ、およびレッグバンドを洗うことはできますか?
食器用のヤシノミ洗剤が中性だったのでそのまま使ってます。多分大丈夫のハズ。
④痩せた?
体重については殆ど変わってないです。1〜2kg減ったくらい。そもそも、本作は劇中でも筋肉を鍛えるゲームである事、筋肉は脂肪より重い事を散々強調しています。その上で筋肉を付けた方が身体が引き締まるので外見上は細く見えるようになる事を繰り返し伝えてきます。なので、直ぐに体重が落ちるようなゲームではないです。ただ、太ももやお腹が締まったというか、明らかに筋肉で硬くなった実感はあります。
⑤食生活の変化
実感としてはこれが一番大きいです。自分は元々かなりの甘党なのですが、このゲームを始めてからは空腹が原因でお菓子を食べようという気があまり起こらなくなりました。お腹の空き方の質が変わっています。まず、朝食時に身体が卵やハム、ベーコンを求めるようになりました。それが、なんか食べたいなー、くらいの軽い欲求じゃないんですよ。摂取しないとやってられないというレベルで飢餓感を覚え本能的に必要に感じるんです。間食にクッキーとかチョコレートを食べていたのもハムとかに変わりました。明らかに以前の食生活と比較してタンパク質が足りてないんです。
あとは、これもゲーム内のアドバイスの通りにやっているだけなのですが、空腹状態でトレーニングは出来ないので大体の場合はバナナ一本を食べてから開始するようにしています。
⑥キツい?
初めてリングコンを押し込んだ時は、キツいとか硬いとかじゃなく素で「えっ?」って声が出ました。予想の100倍くらい押し込みに力が必要だったんですよ。その瞬間にこれはガチのトレーニングゲームなんだなと悟りました。
でも、やってて楽しいですよ。何より心的にストレスが掛かることが個人的にはほぼ全くと言っていいほど無いです(ミニゲームでコントローラーの反応悪い時くらい)。勝ち負けがあるでもなく、某イカゲーのようにフレンド申請に乗せて「◯ね戦犯」とかのメッセージが届く事も無く(一応、紅葉で全ルールX達成してます)、ノルマや熾烈な競い合いも無いので内容のガチさに反して気軽に出来ます。
また、本作はガワだけ見れば奥スクロールアクションRPGに分類されるかなと思っていますが、ゲーム中のあらゆるギミックに筋トレを要求してくるゲームデザインはよくここまでやったなと感心する完成度です。回復アイテムの作成にまで筋トレを要求されたのには思わず吹き出してしまいました。
任天堂が生前の山内組長の方針に反して健康事業に参入すると発表した時は、いったいどうなるのだろうかと心配したものですが、蓋を開けてみればガチでゲームを遊んでもらう事によって健康になってもらうという、ゲームから全くブレない解答を示してくれました。
『リングフィットアドベンチャー』、気軽に遊べるガチトレーニングゲームです。
【任天堂ライセンス商品】リングフィットアドベンチャー専用マット for Nintendo Switch【Nintendo Switch対応】