六連星手芸部員が何か書くよ

基本的には、ツイッターに自分が上げたネタのまとめ、アニメや漫画の感想、考察、レビュー、再現料理など。 本音を言えばあみぐるまーです。制作したヒトガタあみぐるみについて、使用毛糸や何を考えて編んだか等を書いています。

「あみどーるず」企画参加作品

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珍しく料理祭以外での企画参加です。

普段であれば一体仕上げるのに複数回の試行錯誤を要しますが、今回は素体の粗というか改善点を洗い出すに留まってしまいました。具体的には、最近は自分の技術不足で衣類を作成する際に目数が無駄に多く必要になってしまい、それに合わせて素体のサイズが大きくなっていました。つまり、ドット数を増やす事で対処していた訳ですが、その方法を採択してしまうとキリが無くなってしまうため不本意な方法でした。

先日から、プリーツスカートを薄く編んだり(重ねても見た目を変えずフリルを表現出来る程度に)、往復編みに頼らずとも三角形を表現したりする方法を開発し、目的とした衣類を表現するために必要なドット数を削減出来るようになっていたため、それに合わせた素体の目安の見当を付ける必要がありました。結果として、今回作成した素体はおおよそ三頭身ですが、まだ数段段数を下げる余地があります。また、本来は安定して自立する素体を目指していましたが(頭部の顎や首の接合が人間のそれを模倣したのはそのため)、そのコンセプトが薄れつつあったため、頭身を下げて重心を安定させる必要があります。なので、また次を作ります。

このように編み図はしょっちゅう更新しているため、捩れが生じる細編みではなくすじ編みをベースに作成しています。またこれは左右非対称では目の刺繍に不都合があるという理由でもあります。もっとも、すじ編みだけでなく、細編み、中長編み、長編み、中長々編み、長々編み、コード編み等と適宜使い分けています。縫い付けてあるのは首とリボン、見えないですが植毛のためのメッシュパーツだけで、残りのパーツは全て編み合わせです。また、素体をベースにして衣類を着せています。

髪は見た目は多いですがカットした糸の本数としては160本くらい、髪の本数で換算すると1,300本程度とそれ程でもありません。この本数が髪の密度、重さ、メッシュを無理なく頭部パーツに縫い付けられる大きさ等々の条件を満たしたため採用しています。ただし、おでこの広さは検討の余地があり、実は今回ミスで頭部サイズが一段小さいです。