六連星手芸部員が何か書くよ

基本的には、ツイッターに自分が上げたネタのまとめ、アニメや漫画の感想、考察、レビュー、再現料理など。 本音を言えばあみぐるまーです。制作したヒトガタあみぐるみについて、使用毛糸や何を考えて編んだか等を書いています。

現行のAI学習によるイラスト自動生成の欠陥と改案について

某AI学習によるイラスト自動生成サービスについて、「他人の絵をパクって幾らでも放り込める」「サービス提供者が無断使用や無断転載を判別する術を持たない」「パクった絵で精製されたモノを自分の絵と主張された場合に盗作を証明する手段が無いため、パクられた側が泣き寝入りする羽目になる」と、どれもこれもその通りだなと思う理由で大炎上しています。既に無断転載やAI学習禁止を宣言されているイラストレーターや漫画家さんも多数いらっしゃいますが、まあ多分効果無いですよね。
ただ、基本的には、規制すべきはAI技術ではなく盗作という行為だとしないと道理に反すると思います。「通り魔や轢き逃げに使う奴がいると言って包丁や自動車規制するの?」って話と一緒です。最近だとホームセンターとか3Dプリンタとかが槍玉に挙げられていますよね。技術を規制したところで悪用する奴はいなくならないので、どうせ他に何かで代用されるだけです。
ここからが主題ですが、かと言って前述の欠陥が明らかに浮き彫りになっている点について、サービス提供者がこれを担保しないというのは心象が非常に悪いと思います。AI開発するなという意味じゃ無いですよ?技術的な問題は技術で解決すべきです。前述の懸念事項は概ね「他人の絵を無断使用出来ること」、具体的には「他人の作成した画像データをドロップしても利用者が描いたモノではないことを判別出来ないこと」に集約されると思われます。そんなのどうやって判別するんだと論争になっているわけですから、絵柄を学習させるのであれば既存の画像を放り込むのではなく、例えば、利用者に10のお題を課してキャラ表をその場で描かせる等の入力方法を採用すれば無断使用の懸念はかなり解消されるのではないかと考えます。その人がイラストを描ける人であれば、予め用意するのもその場で描くのも同じハズです。中断機能とかもあると良いですよね。こういう感じで問い合わせてみてはどうでしょうか?

 

以上