六連星手芸部員が何か書くよ

基本的には、ツイッターに自分が上げたネタのまとめ、アニメや漫画の感想、考察、レビュー、再現料理など。 本音を言えばあみぐるまーです。制作したヒトガタあみぐるみについて、使用毛糸や何を考えて編んだか等を書いています。

家族が交通事故に遭った時に必要だった事〜まずは冷静に蜜柑を冷凍庫に突っ込むところから

①蜜柑を冷凍庫にって何?

しばらく借りてた部屋を空けていたら、帰ってみたら放置してた蜜柑がカビの山になってたんですよ。肉とか魚とかは冷凍庫に全部移してから出たんですが、竹のザルに盛ってあった炬燵に蜜柑にまでは頭が回りませんでした。

家族の有事にそんな場合かと思われるかもしれませんが、賃貸のアパートやマンションの管理は借主がその責を負う事が契約で交わされる以上、これを疎かには出来ません。帰ってみたら腐海に沈んでましたはダメというわけです。また、本来は長期間部屋を空ける事も契約上は制限があるものです。身内の不幸や家族の怪我等で長く部屋を空ける際は、その旨を管理会社に連絡しておく必要があると思います。

今回のようなケースに見舞われた際は慌てて行動してしまいがちですが、どんなに慌てたところで間に合う新幹線や飛行機の時間は変わりません。そういうわけで、深呼吸して落ち着く感覚で炬燵の上に置いてある蜜柑を冷凍庫に突っ込むくらいの冷静さはあった方が良いという事です。駅まで慌てて走っているうちに、見舞う立場の人が事故に遭ったら洒落になりません。また、そうでなければ次項のタスクに対処出来なくなってしまいます。


②連絡を取り合ったところ

・入院先の病院

・当人の自賠責の保険会社

・相手の自賠責の保険会社

・当人の医療関係の保険会社

・当人の仕事先

・事故を担当した警察署

・当人の居住区域の役所

・廃車になった車の引き取り先

(保険会社に仲介してもらい、事故処理したレッカー会社と自動車を購入したメーカーの直営店とやり取り)

・事故の当事者(相手)

・同居している別の家族のリハビリ先の病院やケースワーカー

(※自分の場合、被介護者の家族の生活の維持が困難になる事が予想されたため、必要な諸々の行政サービスを早急に手配)


やる事が多い…。これらの連絡をスマホにメモを残しながら同時並行で行なっていました。通話、メール、直接出向いての会話と色々なコミュニケーションが必要になり、通話履歴が結構とんでもない事になっていて自分でも処理落ちしてる実感はありました。また、当人の入院生活に必要な物の準備や家の事はまた別にしてこのタスクの量です(個別の家庭の事情はケースバイケースなので、コレって枠組みを記載してもあまり意味が無いと思いここには記載しません)。


③対処に当たって何が起きる?

気が滅入って不眠状態になり2週間で2kgほど痩せたり、駅のホームのベンチで気が遠くなって電車に乗り損ねたり、買い出しの時に財布を落としたりと色々ありました。一般的な感覚かはわかりませんが、相手方が「どうしても見舞いたい」と訴えて来た時には、(自分のキャパシティをこれ以上余計な事に割きたくない…)と本気で思い「今は辞めて欲しい」と断ったりもしました。

何を言いたいかというと、病院に入院している当人の安全は保証されている一方で、対応に動き回ってる人は結構危険な状態になったりします。気が遠くなったのがベンチに座ってる時で良かったです。立ってる時ならホームから落ちてた事でしょう。

自身のキャパシティが足りないと感じた時は、その旨を正直に話して関係各所に手続きを一旦待ってもらう方が賢明だと思います。こういう場合、二次被害が一番あってはならない事ですから。


以上